直島漁業協同組合がある直島は、瀬戸内海の中でも備讃瀬戸と呼ばれる最狭部に大小27の島々からなる直島群島の中心であり、東西2キロメートル、南北5キロメートルで、香川県高松市より北方13キロ、岡山県玉野市の南方3キロに位置しています。
 曲折の多い海岸線と多くの島々により潮の流れがよく非常に恵まれた海域が形成され、生産力の高い優れた漁場環境を作り出しています。
 直島漁協は、この恵まれた環境の中で漁船漁業、魚類養殖、海苔養殖を行い新鮮なお魚や、海苔をお届けしています。


                 
直島の漁場環境の特徴としては、冬季は低海水温(約8度)となり、暖海性のハマチが越冬できないことがあげられます。養殖施設は冬場には撤去されており、潮流や冬の季節風により海がくまなく自然に浅深還流し生産力を回復するのを妨げないしくみになっています。このため夏場は常に養殖に適した海域となっています。 この恵まれた海で、建網、枡網等の漁船漁業と、ハマチを中心としヒラメ、カンパチ等の魚類並びに海苔養殖を行っており香川県下において常に生産量、生産額とも上位にランクしています。
 特にハマチ養殖は昭和36年から開始し、養殖業の中心となっています。

下の小割設置図をクリックしてください。直島の周りに浮かぶ養殖生簀の設置状況がみれます。


主たる漁業種類 漁獲物の名前など
建網漁業 ヒラメ、カレイ、メバル、タイ、ウミタナゴなど
枡網漁業 ヒラメ、カレイ、メバル、タイ、スズキ、マナガツオなど
魚類養殖 ハマチ、カンパチ、ヒラマサ、タイ、スズキ、ヒラメ、トラフグ
海苔養殖 海苔(乾海苔)

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