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水産資源の減少が進行している中、将来にわたって水産物を安定供給するため漁業者が自主的にいろいろな取り決めをして、資源回復に努めています。
ヒラメ、カレイ、マダイ、クルマエビ等の体長を制限し、小さな魚は海に返しています。また、稚魚の放流、操業時間の短縮、網目の大きさの制限をすることにより、資源を守り、育て、増やすことに取り組んでいます。
毎年、海の清掃日を決めて組合員全員で、港や浜辺の清掃活動を実施しています。また陸から流れ出たゴミ(空き缶、ビニール袋など)が網にのったときは持ち帰り陸上で処分するようにしています。
養殖小割に使用する網の防汚剤については、有機スズを含まない安全確認済みの防汚剤を使用しています。
われわれが生産したハマチを消費者に直接お届けする産直販売を試みる予定です。その際は、生産者の顔写真入りの食の安全保証書を添付して消費者の皆さんの信頼とご愛顧を得たいと考えています。
養殖ハマチの生産から流通・消費にいたるまで実に多くの業種の会社や人が関わっているので、相互に安全を確保し保証しあえる仕組み作りが必要です。とりわけ、配合飼料等、餌料の原材料及び医薬品の安全性の確保と保障は重要であると考えています。
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